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福岡市とゲーム業界の密な繋がり。

こんばんは、めがぎがです。

またまた更新に間が空きまして、申し訳ありません。

今回は、去る3月18日(日)福岡市のアクロス福岡にて開催されました、「ゲームファン集まれ!GAME FAN in FUKUOKA」(福岡ゲーム産業振興機構(GFF・九州大学・福岡市)主催)に行って来ましたので、その模様をお届けしたいと思います。

元々福岡はゲームメーカー(パブリッシャー・ディベロッパー)が多く、沢山の作品を手掛けているものの、中々福岡発をアピールする事がありませんでした。

そこで、福岡市が「産・学・官」にてゲーム事業の支援・振興をを打ち出すと共に、「ゲーム都市フクオカ」をアピールする為の、ユーザーを含んだ形でのイベントを開催しました。

今回は、その中でも、特に「産・学・官」の連携、そして今後の福岡の発展を占う「GFFビジョントーク」の模様を、お届けしたいと思います。

JUGEMテーマ:ゲーム

パネラー:
福岡市長 高島宗一郎氏
株式会社レベルファイブ・代表取締役社長 日野晃博氏

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●GFF設立とイメージ

日野:GFF設立は、2003年。元々福岡のメーカー同士で「色々と語れる場が欲しいよね」という事から、レベルファイブガンバリオンサイバーコネクトツー共同での公開イベント(GAME FACTORY FUKUOKA 2003(GFF 2003)を開催したのがきっかけ。

司会:市長はゲーム、やりますか?

市長:私はRPG好き。でも今は時間が無くて殆ど出来ない。だから今はレースものが好き。

市長:そういえばレベルファイブの社長室はおしゃれですね。

日野:それはゲームのイメージ作りと同じで、こだわってる。

司会:ゲーム創る人はコミュニケーションは余り取れてない、というイメージがあって…

市長&日野:それはとっくの昔のイメージですよ!(苦笑)


●福岡市とゲームメーカーの関係

市長:福岡市のゲーム業界に対する「産・学・官」連携は、日本初。
一部の地区では「ノーゲームデー」を作りましょうと言っているが、福岡市は違う。
ゲームコンテンツはユーザーを豊かにし、メーカーの利益になり、最終的には福岡市の税の収入増に繋がる。

日野:東京でイベントを実施すると、ゲーム業界は盛り上がってるな、と実感出来るけれど、福岡で実施すると、意外に盛り上がらない。
福岡は受け身かもしれない。その流れを変えていきたい。
東京ではユーザー自体が先導役として盛り上がりを創り上げるが、福岡では未だその土台が出来ていないのが現状。

市長:「官」はその「旗」を立てる役目であると考えている。
その分野に力を入れ、最終的には、例えばゲームの中にアニメを取り込み、コンテンツの垣根を超えていきたいと考えている。行政がその「きっかけ」を作る。
福岡市の事業として「選択と集中」があるが、ゲームコンテンツの充実化は「選択」した事業。
その予算は、4,000万。
また、福岡市のゲーム・音楽の戦略会議で1,000万円の予算を付けた。
しかし、この予算は今だから出来る事。5年、10年予算を付ける事は、厳しい。
ロケットスタートを付けて、盛り上げない事には、先は続かないし、福岡市はそこから税収入増に繋げたい。


●コンテンツの大切さ

日野:レベルファイブの独自イベントのUSTREAMでの視聴数は4,000程度。
しかし「イナズマイレブン」のイベントとなると、一気に視聴数は15,000を超える。
同じ会社が運営していても、人が集中する「旗」の種類で、人の数は違う。
正に、「会社 < コンテンツ」。
コンテンツの力がどれだけ巨大か、を感じる。
その為、「イナイレ」のコンテンツをバカに出来ない。
今後は、一つ一つのコンテンツにファンがいて、どう扱っていくか、か今後の課題。

市長:役所は業界外に対してのアピールは弱い。
しかし、その辺りを考慮し、独自で「コンテンツフェスタ」の計画を行なっている。
また、マネタイズを有効化するコンテンツの融合を図る。


●福岡市内のゲーム制作環境

市長:福岡市はゲーム制作環境も良い。いい意味でコンパクトな街。
空港・港・駅が纏まっており、交通手段が良い。
(実は博多港は日本一の乗客数を誇る)
そして家賃も物価もタクシー代も、東京に比べてはるかに安い。
その為、衣食住の充実より、クリエイティブに没頭出来る環境は揃っている。
しかしながら、今迄は人材育成や規模的にも、最終的には東京に行ってしまう。
それはゲームにしても、音楽にしても。
今後はゲームのプレゼン環境も整え、出口戦略、産業政策をきちんと整える。


●地区毎の特長、そして「イナイレ通り」

日野:福岡の空気を変えたい。コンテンツの熱さは福岡にも多々ある。
福岡のコンテンツが好き、といえるようになって欲しい。
「コンテンツのアキバ化」、そのような場所が欲しい。私もオタクなので(笑)
秋葉原好きですし。
東京であれば、秋葉原、品川、池袋、新宿というように、街に個性があるが、福岡は「これだ!」というものがなかなか出ない。
地区毎の個性が欲しい。
新天町をアキバ化したい!「イナイレ通り」にしたい。
(※新天町(http://www.shintencho.or.jp)西鉄天神駅の直ぐ側にある商店街。1946年創業)

市長:一時期、アキバ系のコンテンツが北天神に集まってはいたものの、最近は分散化してしまった。

日野:そうなのですか?北天神。知らなかったです。やるなら、新天町がいい。

市長:レベルファイブが新天町にショールームを作ると、次が付いてくる民間が集まる。

日野:企業よりも「ファンの集まれる場所」が欲しい。

市長:そこに対して、シビアなコスト計算が未だ出せる時期ではないのかも。
その課題を解決し、その地に10年・20年民間が出せれば、福岡はコンテンツで稼げる都市になる。


●東京にあって、福岡にないもの

日野:福岡の街を考えることで、東京にあって、福岡に無いものは何だろう。
場所が無いというのであれば、生み出すきっかけが必要。それを福岡市には作って欲しい。
例えば、新天町内の40%にコンテンツ系ショップが集まると、そのビジネスに火が付く。
そしてコンテンツ産業のエネルギーが生まれる。

市長:「コンテンツは産業」というものを理解してない人が大半なのが現状である。
福岡の特長を考えて、市としての「選択と集中」で、福岡市はゲームを選択した。
コンテンツの旗揚げをして、稼いで、税収を増やす。
「産・学・官」のきっかけでどのような街作り、GFFで目標を決めたら、福岡市も頑張る。
コンテンツの未来を作るのは福岡だ。


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福岡市の真摯な取り組み、そして各メーカーの連携により、「福岡=ゲーム都市」を創り上げる為のお膳立ては整いつつあります。

現在はCS業界での連携は密となっておりますが、個人的には、今後福岡市が、もう一つのゲーム業界、「AM業界」に付いて、どのような連携を取っていくのかが、気になる所です。
一つ気掛かりなのは、アミューズメントセンター(ゲームセンター)には「風営法」が関係してあり、福岡市側の思惑と展開として、この辺りをどのように判断するかが、気になります。

正直な話、今はこの余裕が未だ無いか、その辺りのノウハウが蓄積されていないのかも、しれません。
しかしながら、そのシーンが変われば、日本発の「全方位ゲーム都市」が生まれる可能性があります。

何はともあれ、今後の展開に期待したいところです。


●福岡ゲーム産業振興機構
http://www.fukuoka-game.com/index.html

●GAME FACTORY'S FRIENDSHIP
http://www.gff.jp
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